2013年4月アーカイブ

この日は、周南市へH先生のお葬式に行きました。

月曜日、税理士のH先生が亡くなられたとFAXが届きました。

先生のお父さんのことかと、正直目を疑いました。
60代前半、まだまだご指導いただきたかったのに、大変残念です。

H先生には、ご恩があります。

当社を立ち上げるにあたり、正直きついことが多々ありました。
いろいろな面で私の意図をくみ取っていただき、
適切に処理していただきました。
先生がいらっしゃらないと、ぐちゃぐちゃになっていたはずです。

先生には当社立ち上げが終わった後、
「よくやりとげられましたね。すごいと思いますよ」
と絶賛していただきました。

私自身、先生に褒められるほど大したことはしていません。
中途半端になってしまったことも数知れないのですが、
なぜか社名変更や設備投資に対しあちこちで中傷を受ける中、
この事業を褒めていただいた数少ない人の中の一人でした。

1年前ぐらいから私と同じ年の息子さんが当社に来られ、会計を見ていただいています。
H先生には裏で支えていただいていました。
息子さん(失礼な表現かもしれませんが)は非常に理路整然とされていらっしゃいますので、
その点では非常に安心しています。


H先生、今まで本当にありがとうございました。

H先生に当社を育てていただいたご恩は、
社会貢献という形でしっかりお返ししたいと思います。

昨日付けの日刊木材新聞に弊社の記事が掲載されました。

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フローリングを作り始めた当初は「いける!」と思っていたものの、
いざ量産をはじめるといろいろな想定外の壁にぶつかり、
採算ベースに乗せるのが困難な状況でした。

悩んでいたところ、あるかたからヒントをいただきました。
田舎にいると、もしくは昔の木材屋の観点ではなかなか気づかないものです。。

もうこうなったらシイをとことん追求していこうと思います。

一方で不安なのが「木材利用ポイント」です。
指定樹種にシイ(その他国産広葉樹すべて)が入っておりません。

大ピンチです。

しっかりPRし、対象樹種に入れていただけるように努めます。

弊社の地元、長門市では一次産業等の活性化のため
ながと成長戦略検討会議」を立ち上げていらっしゃいます。

長門市は過疎化・高齢化・若年層の貧困化等の問題が深刻で、
これらを解決すべく専門家の先生方が企画提案され、
それを実行に移しそれを食い止め、成長させていくというものです。

その有識者の代表で同会議委員長の、
山口大学経済学部の内田恭彦先生が弊社工場にお越しくださいました。

これは、私がながと成長戦略検討会議の内容を見て、
「1次産業の成長戦略の中に、農水産業だけで林業がない!」
ということで、委員長の内田先生に
「林業・木材加工業の話を聞いていただきたい」
と、先生には大変失礼ながらストレートにお願いしたところ、
快諾していただいたばかりか、わざわざお越しいただけることになりました。


長門市は水産物の加工業が盛んな地域です。
(農業も、県内トップの養鶏業はじめ盛んです。)

水産業が栄えている地域は、大体は林業は盛んではありません。
逆に、林業が栄えているところは、水産業は盛んでないのが一般的です。
海の無い市町村では大体林業が盛んですね。

とはいえ水産資源も森林資源も豊富にあるのが長門市ですが、
西日本トップクラスの水産加工工場があり、
水産物関係で年間売上10億規模の会社もいくつもある中、
木材関係は弊社含め小規模工場しかなく、
どうしても林業は後回しになっているのが現状です。

これは規模の問題も確かにあるのですが、
我々のPRが足りない、努力不足だとも個人的には思っています。

このたび先生がいらっしゃるのは絶好の機会でした。
林業の専門家でなく、経済の専門家がいらっしゃるのは初めてです。

先生からは、どんどん質問をいただきました。
中には耳が痛いこともありました。
小さな会社とはいえ、社員とその家族の生活がかかっていますから、
経営者としての責任を自覚しなくてはいけません。

ただ、先生からは地域活性化に本気だということがヒシヒシと伝わりました。
非常によい意見交換をさせていただいたと思っております。

あわせて工場も見ていただきました。
イメージをつかんでいただいたと思います。

ぜひ木材産業も成長戦略の中に入れていただき、
経済の専門家の方々の助言をいただきつつ、
他の一次産業、または観光業とコラボレーションできれば、と思っています。

森林環境を守るというだけでなく、
経済面からも地元に貢献できる組織になれるよう、
少しでもお役に立ち、皆が誇りに思える組織にしたい。

今はまだまだですが、仲間たちと雲の上をめざし、ひたすら登ってまいります。

内田先生、ありがとうございました。




ちなみに昔、木造建築で日本でも高名な、
同じく山口大学の「内田文雄先生」にお越しいただいたことがあります。

当時は工場の人が辞めたり何なりで余裕が全くなく、
ちょうど緊急の配送があって人手が必要なこともあり、
まったく動いてない工場をお見せするという大変恥ずかしいことをしてしまいました。。

同じ内田先生なだけに、そんなことを思い出して、当時を激しく後悔してます。。。

秋穂のセミナーパークで行われた、木材利用ポイント事業説明会に出席しました。
(+山口県の木材利用推進施策について)

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実は他県で行われた方のブログ等を見て、
具体的なことははっきりと決まってないということを知ってましたので、
Web上で書かれていること以外はわからないだろうな、と思ってました。

なんと林野庁からも人が来られないとのことで、
県庁の方が説明されたのですが、
説明する本人にも十分な情報が林野から降りてないままでの説明会でした。

こればっかりはしょうがないです。

とにもかくにも、具体的なことが決まるまでは様子見です。
ただすぐ動けるような体制を作っておきます。

今回聞いてよかったのは、
山口県の優良県産木材助成金との合わせ技が使えないということです。

今日来られていた工務店様の大半がこの制度を使われますから、
(30万ポイントより優良県産材の50万円の方が有利)
内装材を得意とする当社には願ったりかなったりです。

ただ、無垢フローリングを使っても複合フローリングを使っても、獲得ポイントはまったく同じ、
さらにはFSC等の認証材なら外材でも可?
ということであれば、さほど今までと変わらないかもしれませんね。。

その他木材製品は何も決まってないままです。
押入れ、クローゼット、棚、テーブル、カウンター・・・

いろいろ考えているうちに、工務店様に木材を供給する立場というより、
いっそ交換商品提供事業者の説明会に出席しようと思いました。
交換商品提供事業者のほうがメリットがあるかもしれませんし、
木材利用を皆様へ推進する立場の者として、ダイレクトに貢献できます。

冗談抜きで、長門の湯本温泉さんと組んで森林ツアー企画してみようかな。。

しかしどこも会場遠いな・・・
せめて広島か福岡でやってくれたらいいのに。。。


ここのところ、気になることがあります。
社員に当社の理念、基本的な考え方が伝わっていると思っていたのですが、
ひょっとしたら伝わってないのではないかと。。

当社というより、社会人として基本中の基本ですが、
お客様が必要としてくれるから、当社が存在しているのです。
(そもそも仕事で人から認められる、必要とされるというのは、大変ありがたいことです。)

一方、お客様が必要としなくなった時点で、その会社は社会にとって必要のない組織になります。
当然そのような会社になってはいけませんから、
その考え方が違う方とは同じ組織にいることはできません。

もうすでに辞めた社員ですが、昔こんなことを言っていたことを思い出しました。
「私の友達が某プレハブメーカーで3800万の家たてたんよ。すごいでしょ」
さらに、
「その友達の家がレッドパインのフローリングで、傷だらけになったらしいんよ。どうやって補修すればいいん?」
と、大勢の社員がいる中で、当社の木材加工担当社員に聞いていました。

あまりにあっけにとられてしまい、開いた口が塞がらなかったのを覚えています。

木材担当でないとはいえ、何年も勤めていてこの発言。。

これだけインターネットが普及している時代なのに、
・当社の理念とかけ離れたプレハブメーカーで高額の家を建てたことをすごいと思っている
・しかも、それを他の社員に自慢している...
・無垢材を扱っている会社の社員が、無垢材の扱いを知らない
・そもそも無垢材の特徴すらわかってない
勉強不足も甚だしい。

社員教育が全くなってなかったことに、私自身深く反省しました。

しかしその辞めた社員の一番の問題点は、会社に対しての姿勢でした。
当社のお客様が誰で、誰のおかげで仕事があるのかがまったくわかってない。
つまり、当社のお客様からはその社員は必要とされてなかった。
厳しい言い方をすれば、社会からも必要とされてなかったということです。

もうそのような社員は一人もいないと思っていますが、忙しいとふと基本を忘れてしまいがちです。
内を見て外を見ない。
これは私もたまにあるから、気を付けないといけいませんが。。。

自省もこめて、社員には、常にお客様から見た自分を客観視できるようになってほしい。
我々を必要としてくださるお客様のことを大事にしてほしい。

つまりは、社会から必要とされる組織でありたいと思います。

当社において恥ずかしいことではありますが、
あえて記録にとどめておきたいと思い、ブログに書きます。

本日、当社社員1名を減給処分にしました。

就業規則に反した行為をしたからです。

現に、その結果、その部門の売り上げが落ち込んだのも事実で、
彼が就業どおりに事を進めていてくれれば影響は少なかったでしょう。

ただ、正直彼からの弁明(事情)を聴くと何ともやりきれません。
だって人を罰することを進んでしたくない。

しかしながら、他の社員は皆頑張っている。
その足を引っ張ったのは事実。
お咎めなし、というわけにはいきません。

「泣いて馬謖を斬る」ことを決断しました。

会社を律し、真面目な組織、誇れる組織、信頼される組織にならなくてはなりません。

とはいえ彼には汚名返上する機会は与えます。
しっかり反省していただき、この分をぜひ取り返してほしいと思います。

とにかくブログをサボってしまい、見ていただいている方には本当に申し訳ありません。

この日は原木市場の特市に行きました。
実は市場に行くのは久しぶりです。

理由は
・市場と協定を結んでいる関係で、一定の品質のものが一定量、安定して入るため
・山からの直接購入を進めているため
・市場が遠いため。。

特に3つ目の理由ですが、
弊社のそばには原木市場がなく、近くでも下関市豊田町の車で40分、
あとは萩市福栄の1時間、山口市の市場は1時間半かかります。

往復の時間を考えると、毎週行くわけにもいかず、
月1回ぐらいに留めています。

今回行くことにしたのは、優良材が特別に出ている市というのがあります。
このたび注文をいただいたお客様の中で、
ヒノキの特注品が多くあり、通常の丸太では対応できません。
(例えば4mの幅広フローリング、無節!)

ベテランの方々に交じり、緊張しながらも冷静にかつ勢いで優良材を落札しました。

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きれいな材が手に入りました。
これから製材、乾燥をしていきます。
できあがりが楽しみです。