2012年6月アーカイブ

当方の手違いにより、納期遅れを発生させてしまいました。

 

遠方のお客様です。

 

原因は以下のとおりです。

・連絡を密にせず、受身の受注体制を敷いていた関係で加工に入るのが遅れた

・いつもは行う「含水率検査」を乾燥庫から出した時点でしていなかった

・加工に入る直前の品質チェックで気がついた

・乾燥に非常に時間のかかる木材で、通常より時間がさらに掛かった。

・運搬に2日かかることも想定外だった。初めて使う運送会社だった。

 

ということで、この日にお約束した納期に、夕方時点で1日遅れの到着になることが判明しました。

急いで連絡を入れさせていただきましたが、大変ご迷惑をお掛けいたしました。

 

私も、当初の納期に1日でも早いほうが良いと思い工程上最短の日にちを伝えたことも問題でした。

当然お客様に対しご迷惑をかけてしまいましたが、

当社の加工担当の社員にも工程をずらす羽目になり迷惑をかけたことになります。

 

今後このようなことのないようにいたします。

 

反省と戒めをこめて、あえて失敗をここで公開いたします。

一度削除したのですが訂正し再アップします。

 

 

この日は10時から、かねがねより市役所に説明に行っている件

みなとモデル」について、

港区との協定をお願いするために再度市役所に伺いました。

 

ご多忙の中、関係者の方にご対応していただきました。

また、西部森林組合のIさんにも同席していただきました。

 

大体以前話した内容と同様のことをお伝えし、

製品のサンプルを見ていただきました。

 

担当の方からは、

・協定を結ぶにあたり市の負担がけっこうある

・木材を使うのは良いが植林しないとカーボンオフセットにならないのでは

・港区だけか。その他の東京の市区はないのか

・実際「提案書」がないと話が上げられない

という意見、ご指摘をいただきました。

 

1点目、確かに長門市にとって良い話とはいえ、

それが市の負担になるようでしたら問題です。

財政的に厳しい自治体ですから、

年間の協定費5万円もどう負担するか考えなくてはなりません。

年1回、東京への出張旅費だって馬鹿にならないということだそうですが、

確かにその発想はありませんでした。負担配分をよく考えたいと思います。


2点目、また植林に関しては、まだまだ我々の広報が足りないようです。

木材は何もしなくても成長し、増えていきます。

生産量(消費量)より成長量のほうが多いのが日本の現状です。

ですから木材は適切に使ってあげなければなりません。

特に山口県は生産量が少ない県で、その中でも長門市はさらに少ない市町です。

山口県は林業途上県。さらに長門市の林業は日本で最低クラスと言っても過言ではありません。

関係者としては、大変恥ずかしいことです。

評論家にならず、やらなくてはいけないのです。

なお植林ということでは、広葉樹は自然に芽がでてくることは周知の事実です。
 
こういった林業の基本的なこと、地元の実態を皆様に理解していただけるよう、

認知していただけるよにう努めるのが我々業界人の責務です。

このたび初めて市の担当の方とお会いしましたが、もっとコミュニケーションをとる必要があると感じました。

 

3点目、「港区だけ」という点についてですが、

私のような田舎者が書くのは大変恥ずかしいのですが、

港区は、赤坂、青山、六本木、虎ノ門、新橋(汐留)、台場、芝など、日本トップのオフィス街・歓楽街です。

電通、日テレ、フジテレビ、NEC、三菱重工、東芝、森ビル等、日本有数のビルが所狭しと並んでいます。

私が以前勤務していた内幸町(西新橋)も港区ですし、母校の一部(田町キャンパス)も港区です。

三田にある大学も有名ですね。

「港区1区だけ」というと少ない感じを受け不満もあるかもしれませんが、

その規模たるやあまりに大きすぎて、地方に居れば想像が難しいかもしれません。

ファーストリテイリング、宇部興産、東ソーなど山口県の会社が港区に本社を構えてますし、

今後そのあたりから説明させていただきたいと思います。

 

4点目、さらに提案書をつくる必要がありました。

港区との協定の事業をご理解いただけるだけでは駄目で、

市長に上げる提案書・要望書を直接作り、話を上げやすくすることにより、

関係の方々への理解・実行への意思決定の判定基準を

スピーディーに行える手助けをする必要がありました。

 

長門市には

・長州黒かしわ

・仙崎ちゃんぽん

・俵山ゆずきち

・仙崎海産物一式

など、市が力を入れている農水産物の商品があります。

県外へもよく出張され出展のフォローをされていますが、大変良いことだと思います。

長門市は最も林業が遅れている自治体の一つですが、

負け犬根性が染み付いた状態からなんとか脱却すべく、

ぜひ木材製品も市に認めていただいて、市が力を入れている商品の中に入れていただけるよう、努力したいと思います。

少なくとも東京の方が、必要としてくれて「協定を結んで欲しい」と言っているわけですから。

この日は、岡山県真庭市に行き、バイオマスタウンのツアーに参加しました。

これは県内の製材業者さん、県森連さんと勉強のために参加したものです。

 

国内最大手集成材メーカー「銘建工業様」はじめ、

いろいろなものを見させていただきました。

 

その中で、ずっと前から気になっていることがありました。

紙パルプ用として利用できる木材チップを、燃料用に使っているのか?

ということです。

 

これは業界でも色々議論されている点で、

補助金が絡んできた関係で一部価格の逆転現象も起きています。

 

さてバイオマスエネルギー先進地の岡山県真庭市では、

どうしているのか大変関心がありました。

 

ツアーの中にチップ工場がありました。

 

ツアーコンダクターさんは

「燃料を作っている。一部製紙用にも使われている」

という解説でした。

 

思い切ってチップ工場の担当の方に聞いてみましたが、

そこで作られている木材チップの大半は紙パルプ用で、

燃料はごく一部ということでした。

 

正直安心しました。

 

紙として利用できるものをわざわざ燃料にするのはやはり違うと思います。

ましてや燃料にするまでに電気や石油を使って搬出、加工、運搬をするというのも変な気がしていました。

燃やすには、生の木は水分も多く非効率なはずです。

 

さすが先進地。

思想選考でなく、実利で無駄なくやられておりよかったです。

 

当社、日刊木材新聞が来るのが2日遅れなのです。

山口県長門市、そんなに辺鄙かな・・・

 

さて6月19日の新聞が今日届きました。

表題をみて、驚きました。

 

「中温でも割れない乾燥」

 

待ち望んでいた乾燥方法がついに現れた・・・。

 

内容を見ても、特別な設備は必要なさそうですし、

ランニングコストも大して上がることもなさそうです。

技術的にもはっきりと確定された模様です。

 

少なくともどっかの口だけオカルト乾燥方法と違い、

理論と実際の数値に基づいた方法であることは容易に想像できます。

 

開発者に名を連ねる岡山県の河崎先生は常々以下のようなスタンスでした。

・まず所定の含水率まで近づけること、乾燥材であることは必須。

・高温セット方式はメリットもあるが当然デメリットも有る

・とはいえ天然乾燥や中温乾燥にもデメリットが有る、そもそも所定の含水率まで届きにくい。

・今のところ高温セット+中温乾燥材が良く出回っているが、

 新しい乾燥法ができればそちらに切り替わると思う。

 

今回の「中温でも割れない乾燥」は、

「高温セット派」も「アンチ高温セット派」も、

お互いの欠点を打ち消す乾燥法であると思われます。

 

今後は、「高温セット材」や「天然乾燥+仕上げ乾燥」にとってかわり、

この乾燥方法が主流になってくると思いますし、

もうオカルト乾燥法が持ち上げられることもないでしょう。

 

さらには今まで「高温セット派」・「アンチ高温セット派」が

お互いを批判しあっていたわけですが、

これを機に収束することを強く望みます。

 

目的は、誰もが皆「国産材使用の推進」ですから。

 

今のところ特許をとられてインセンティブを払われたところに技術公開ということですが、

(膨大な開発費を払われたはずですから、当然と思います)

将来は林野庁等に特許権を買い取っていただき、

これを日本中に広めていただきたいですね。

 

開発に携われた、

・岡山県の河崎先生

・岡山県の院庄林業さん

・静岡県の大井製作所さん

には本当に敬意を表します。

 

国産材は今危機に瀕していますが、これは大変良いニュースです。

昨日、とてもやりきれなかった私の感情も一気に収束に向かってます(笑

 

過去のブログ「例の木材乾燥庫について」を一部削除しました。

 

森林総研様はじめ、

ご迷惑をお掛けいたしました方々には本当に申し訳ございませんでした。

 

「言った者勝ち」

「マスコミ受けする者勝ち」

 

を批判した私がそうなっていたのかもしれません。

重ねてお詫びいたします。

 

木材業界のためを思い書いたブログが、

業界のためになっていなかったのでは、と思うと大変残念なことです。

あわせて関連ブログも削除しました。

 

しばらくおとなしくして、反省するようにいたします。

 

さて5年後10年後、国内の木材業界はどうなっているのでしょうか。

他の業界と比較した場合、木材業界のおかれている立場はどう変わるのでしょうか。

日本においては、誰が正しい方向に導いてくれるのか。

 

私ができることは何か。

 

今の自分の気持ちは絶対に忘れないようにしたい。

この日は広島・福山市からウッドコンサルタントの井口さんを講師に招き、
木材の全般に関する講義を社員6名で受講しました。

 

当社は若い社員が多いのですが、
これまで、きちんと木材について教えたことがなかったので
思い切って工場を半日ストップし講義を受けてもらいました。

 

日曜日に結婚式を挙げたK君はさすがにしんどそうでしたが
目をこすりながら必死に聞いていました。

 

ただ今日の授業は井口さんもおっしゃってたように、
あくまで触りです。

次回の講義がもっとも大事になってくると思います。

 

今日の話で印象に残ったのは、
「木材を乾燥するのでなく、水分管理をすることだ」
とおっしゃられたことです。

 

確かに乾燥といったら、
表面だけ乾かしたものを乾燥材といったり、
葉がらし処理も「乾燥」という方もいらっしゃいます。
含水率は減っているため乾燥といえなくはないのですが・・・

 

乾燥させても含水率30%以上なら収縮前の「生材」といえますし、
使用箇所や樹種によって目標とする含水率は異なりますので、

適切に「水分管理」をする

という表現を使ったほうが良いというのはごもっともだと思います。

 

これから当社製品の説明の際には、
「当社の木材は適切に水分管理しています」

と説明するようにしたいと思います。

以前のブログで一部書いておりました大都市圏の自治体と協定を結ぶ件ですが、
地元森林組合さんが間に入ってくださり、

協同組合の組合長・副組合長さんにご了承いただくことになりました。

これで市から言われてました、

「1社のために動けない」

ということがなくなりました。

 

当社のシイ製品が、都市部で使っていただける話に一歩近づきました。

 

今後市の方と話し合いを重ねながら、

ご理解いただくように努めます。

 

強度試験や実績作りなどまだまだハードルはありますが、

とても夢の有る話。

 

楽しくなってきました。

この日、社名を「㈱シンラテック」に改め代表取締役に就任して以来、

初めての社員の結婚式・披露宴に出席しました。

おまけに人生初の祝辞を述べさせていただきました。

 

K君は感無量になり式でも披露宴でも男泣き状態でしたが、

私にとっても本当に感無量です。

今までの結婚式の中で、最も考えさせられることが多い結婚式でした。

 

思えば今までいろいろなことがありました。

私が代表に就任後、社員数人が辞めていったときは正直きつかったです。

ですがK君はじめ、若手が一気に育ってくれたおかげで危機を乗り越えられました。

 

そしてその若手のK君が当社社員の状態で結婚してくれました。

将来が不安で結婚に踏み切れないとする若い人が多い中、

こうやって結婚してくれることは当社にとってもありがたいことです。

 

将来の夢は「一戸建てを建てる」ことだそうです。

 

その心意気やよし、俺も頑張る。

だからK君も頑張れ。技術向上のため日々努力と勉強だ。

その夢必ず実現できるような会社に、皆で盛り上げていこうじゃないか。

 

さて最後出席者で写真を撮りましたのでUPします。

違う方向を向いているのはSさんMさん・・・先輩方、頼みますよ;;

IMG_0475.jpg

ついに当社にも来ました・・・
隣県の大手合板工場から、原木(B材)受け入れ停止のお知らせがきたそうです。

facebookで、他県では受け入れ停止や出荷停止がはじまったことを聞いていましたので、
そろそろまずいかもと思っていた矢先です。

合板が、いや国産材の構造材・端柄材製品も、
根本的には丸太がだぶついているそうです。
理由として、
・円高ユーロ安による外材価格の超低下による、ハウスメーカー等の国産材→外材へのシフト
・補助金等で、巨大設備や利用間伐推進による生産量の極端な増加
ALL外材で家を建てたら国産材より100万安いなどという話まであります。
本当かうそか不明ですが、大手は実際シフトされています。
どうか地元のビルダーさんには地域材消費にご理解いただきたい・・

さて建築材には不向きなB材の山をどのように処理するか。
さすがにチップにはできないし・・・

幸い当社では工事部門を持っていますので、
自社工事用の羽柄材等にあてがいたいと思っています。

なんとか工夫してこの困難を乗り切るように努めます。

近隣の同業製材所さんが連携して、
山陽地区の優良工務店さん向けに
中低温+天然乾燥材の供給を始められるそうです。

年間で言えば60棟分ぐらいになるそうです。

これが県産材の利用促進に繋がり、
県内での消費量が増え、あわせて啓蒙活動につながることは大変良いことだと思います。

一方当社ですが、構造材の生産には重点をおきません。

もちろん多少は生産しておりますが、
役物(節のない板)を取った後の残りの材を構造材として一部保管していることと、
B材C材の中から取れそうなものがたまにあるのでそれを取っているぐらいです。
乾燥は天然乾燥のみ。

それは大体半年~1年程度たったのち、

含水率を測定して所定より落ちているもの(D20、25)を、
近隣の工務店さんが必要なときにお出ししています。

リフォーム等が主で、在庫は新築1棟分があるかないか、ぐらいです。

 

当社は小規模工場ですので重点を置く分野を決めておかないと、
品質や納期にブレが生じる恐れがあり、
結果お客様にご迷惑をお掛けしてしまうと思っています。

 

当社では重点分野を内装材と決めています。

これは各製材所の経営判断で決めることです。

1点集中するか、もしくは幅広く顧客の直接のニーズに一通り対応するか、
どちらが正しいかわかりません。

しかしながら地域材利用推進を考えたときには、
各製材所が全部似たような会社でなく、
得意分野が違っていたほうが結果的には連携しやすいようです。

そういった面で、近隣同業他社とはいえ、
良質構造材を安定供給されるシステムを作ろうとされているのは、
地域材利用推進と共に最終的には当社含む製材業全体の活性につながると思います。

いつか連携できることを楽しみに、他社の動きを静観しつつ、
一部情報交換させていただきながら、
当社は当社で得意分野をさらに伸ばすことに注力していきます。

こんなことを書くと同業の方から嫌われるのでしょうか。

お世話になった方へ御礼にいくため下関に行きましたが、
この日も不在でした。。。

先週の日曜日も空振り。

平日なかなか下関に行く用事がなく、
どうしても休日になってしまうため残念。

いつもはそこは開いているのですが、
たまたま事務所がお休みのようでした。

ということで家族サービスだけで終わりました。


それはそれでいいとします。

>HS さん

只今ラオスにおります。ある意味東南アジアの天然林伐採の最前線でもあります。ご紹介いただきましたポスターを拝見して...色々思うところがあるのですが、2点だけ。

まず、「違法」というのは何をもって違法と言うのでしょうか。例えばラオスの場合、樹木を伐採し丸太を売却するためには、農林省の事業許可と伐採許可が必要なのですが(縦割りのために2つ許可が必要)、伐採許可量の1.5倍から3倍の丸太を搬出するのが通例になっています。酷い時は数倍以上とも。その加減は(ry

しかし、これは書類上は正規の手続きを経ているので、流通上は合法木材です。事業許可・伐採許可証の発行は既得権益化していて、その取得には多額の経費がかかるため、伐採業者はそれに見合う材を出そうとします。背景にはモラルだけではなく、公務員の深刻な低賃金の問題があります。

反面、所定の手続き(大人の事情含め)を経なければ、どんなに少量伐採であっても、違法は違法です。つまり、法制度とは何のためにあるのか、合法であることが本当に森のために寄与しているのか、誰がその判断をするのか、という問題。貴方の国の責任でしょ、で済まされるのか。

もう一つは、焼畑の問題。ポスターの写真では火入れを行った森が映っていますが、この跡は一度耕作した後に放置されるか、ユーカリやゴムなどのプランテーションになるのでしょうか。

今このことの是非は追求しませんが、申し上げたいのは、焼畑という技術自体が悪者としてスポットを浴びることが一因となって(政治的に利用されることで)、特に北部山岳地の焼畑農業のコミュニティや技術が破壊されつつあるということは事実です。

粗放な火入れ→プランテーションと伝統的・持続的な焼畑技術は別途に考えなければならないのですが、一色単に議論されがちになっています。

某氏の言葉ではありますが、「森を守れが森を殺す」とは、まさにこのことではないでしょうか。近藤様のおっしゃいます通り、このポスター、誰に何を伝えたいのか。率直な感想でございます。

 

>HSさん

 なるほど、Aさんのコメントでポスターの意図の理解が進みました。ありがとうございます。ちょっとややこしいですね。

 

>Aさん

Sさん、すみません、もう少し噛み砕いた理解が必要だといま改めて思っているところです。確かにこのポスター、理解しづらい部分があります。もしかすると、フェアウッドの事務局の案に、政府があれこれ校正の書き込みをしたためにわかりづらくなっているのかもしれません。

 

>Tさん

違法伐採は日本でも行なわれていましたね。色々な事を考えさせられます。 http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/2009/pr090423_publish_woew.html お知らせ/イベント - FAIRWOOD PARTNERS 木の流れから、未来をつくる。フェアウッド・パートナーズ
www.fairwood.jp

 

>TMさん

国産材の伐採現場にいる公務員としてちょっと一言。Sさんの仰る。違法と合法の違いの曖昧な点に関しては国内にも大きく存在します。「わが社は合法木材~」とうたう某大手が実は・・・などというのは枚挙にいとまないです。そもそも論ですが、国内で問題となる大規模皆伐の材は最終的にどう流れるかはちょっと調べれば分かります。

ただ、これをもって皆伐が悪だと言っている訳ではないので念のために。あくまでバランスの問題と思っています。

 

>近藤

皆様、大変勉強になりました。ありがとうございました。今後もAPP,APRILの紙は国内シェアを増やし続けるでしょう。一筋縄ではいきませんがまた意見交換させていただけましたら幸いです。

 

 

これで終わりです。

もっと続けたかったのですが、私が閉めてしまいました。。。

外材が悪!というまえに国内でもいろいろと問題があるようです。

 

色々な葛藤がかみ合っていますが、

当社では合法木材の取り扱い推進と国産の合法性のある紙を使い続けたいと思います。

 

投稿でも書きましたが、

「国産材で家を建てた人が、東南アジアの違法伐採の紙を大量に使う」

になって欲しくはありませんし、

国産材で家を建てたような意識の高い方は、知っていればまず使うわけがありません。

 

そのことに気付いていただけるきっかけを作る必要があると思っています。

 

>近藤 友宏
Sさん、大変わかりやすいご説明ありがとうございました。林野、環境省の管轄でないのですね。。紙パルプは内需型産業とはいえ諸外国などの外的影響をかなり受けやすく難しいです。広葉樹チップの製造ラインを強化しても為替や紙(特に上質洋紙)の消費量に思い切り左右されますから、設備投資の判断も難しいですし、そもそもご指摘のとおり

>日本の森林で環境に配慮された広葉樹の搬出が持続的に可能なのか

と聞かれたとき、「可能です」とは胸を張って言えませんし、「人のことより自分のところの森林を何とかしろ」といわれると言い返せないかも。。

しかし環境省のポスター、いったい誰に何を言いたかったのでしょうか。
考えれば考えるほどわかりません。

 

>近藤 友宏
Aさん情報ありがとうございます。きっと働きかけが及び腰になる理由が、私が知らないだけでいろいろとあるのだと思います。また機会があれば教えてください。大手製紙会社の輸入チップは、自社海外社有林から生産されたものが多いのでしょうね。。。
ただ、当社のお取引先の製紙会社は国産材の使用率を上げていただいてますので、関係者の一員として何かできることをしたいと思っています。6月1日 0:59 ・ いいね!いいね!を取り消す ・

 

>Sさん

 Aさん ありがとうございます。
本当に、自国を守る政策が省庁を横断してお願いしたいですよね。
もっと、関税をかけろ! と 言いたいところですが これまた 建築業界の反対にあうかもしれませんね(笑) いや、それより 自動車や製造業の反対がきついかも・・・ですね。日本の場合は、なら、自動車の輸入関税あげちゃうよって脅されて、屈してしまうというパターンかも。

近藤さん
基本的に、環境省は 伐採はよくないと 伝統的にずっと言ってきた所です。ポスターも古紙100%でしょ(笑) CO2吸収源の事もあって、やっと 間伐材入り紙はOKになったのです。すごい、進歩です。ポスターは、何もおかしくないです。これからは、環境省がお友達です! (笑) 針葉樹をたっぷり混合した紙でもきれいに印刷できる機械やインクの開発を期待しましょう。


インドネシア環境省はAPPとAPRILに対して違法伐採で22,500万ドルの損害賠償を請求を訴える
http://archive.mag2.com/0000147706/20120531200000000.htmlフェアウッド・マガジン-世界のニュース [まぐまぐ!]
archive.mag2.com

環境に優しい木材を推進するため、違法伐採問題、森林管理や林産物の認証、森林経営や林業、そして環境問題に関する情報を、研究者、業界、NGO、消費者、政府などさまざまな分野から集めて、皆様にお届けします。

 

>Aさん

近藤さん はじめまして。

このポスターですが、たぶんフェアウッドキャンペーンが主導したものだと思います。というのは、現在の日本で違法伐採対策として制度化されたものは、グリーン購入法による政府調達への制限(違法伐採木材・木材製品の使用禁止)だけで、民間調達には特に規制はないのです。しかも、違法性の根拠は、「産地国の法律に違反していること」だけで、逆に言うと、産地国の法律に違反していなければ合法木材として扱われてしまうのです。そのことの不備をフェアウッドキャンペーンの構成団体であるFOEジャパンなどは強く指摘しています。

そうした状況下で、制度を講じる側の政府の一員である環境省が、民間業者に自粛を呼び掛けたり、違法伐採材が国内に流入していることを認めるような発言をしたりというのは、ちょっとしっくりきません。なぜなら、「そういう意識があるなら、なんで法律で規制しないのか」との誹りは免れないからです。

なんかややこしくなってしまいましたが、結局、このポスターは、フェアウッドの事務局が、「日本政府の規制は不十分」だという意識を持ちながら、「だから、自主規制するしか今は方法がない。みんな意識を持って!」と呼びかけるためにつくったんだと思います。環境省はいわば「後援」として名前賀しをしているような感じでしょうか。あるいは、本当は環境省としてもきっちり規制をしたいんだけど、それがままならないから、ここに名前を出すことで、政府としての対策が不十分であることを暗に訴えようとしているとか。

 

続きます。

合法木材・違法木材の定義から省庁のジレンマまで。

深いです。

 

>近藤友宏

この場を借りて申し訳ござませんが問題提起させてください。

環境省のポスター
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=11018&hou_id=9474
違法伐採された製品は使わないように言われています。
...
現在、違法伐採された木材製品は日本国内にてどこに使われているのか?
私の浅い認識の範囲では、建築用材はほとんど合法であると思います。
(合板、MDF等はわかりませんが使用率は低そうです)
では違法伐採の木製品は何かといえば、大半が紙、特にコピー用紙だと思っています。
具体的には書きませんが東南アジアのものです。

すでに国内コピー用紙の4割は外国製品が使用されているそうですが、大半が違法伐採された「木製品」です。
大手ネットショップでは1箱で2本植林するとかホームセンターで販売されている格安コピー用紙も植林材を使用していますなどPRされており、普通の人は違法伐採の木製品を使っていることに気付きにくいようになっています。おそらく、国内林業業者、国産材(地域材)を使用を売りにしているビルダーさんの中にも知らず知らずに使っている方は多いと思います。何せ4割ですから。

ただでさえ広葉樹の用途はほとんど無視され、針葉樹もFIT制度で紙パルプ用チップの存在感が薄まる中、海外の違法伐採材を使った製品を作っている会社がシェアを増やしている。紙パルプ産業だけの話でなく、日本いや世界の林業の問題につながると思いましたので提起させていただきました。


>Yさん
どう考えたらいいのでしょうね。人類の課題ですね。人工は増えるでしょうし、便利な暮らしを求めるでしょうし。人類の拡大は止められないとしてどう考えたらいいのか。まずは自分に出来ることをするでしょうね。

>近藤
googleで検索したら実名挙げて環境や人権問題にまでなっていましたが、そこまですると強制的な印象を受け、一般の方は辟易してしまう気がします。ネガキャンによる一般ユーザーへの問いかけというよりも、日本の製紙メーカーの頑張りと国の施策に期待したいです。

>近藤 友宏
Yさん、コメントありがとうございます。建築ではずいぶん前から国産材回帰が言われ実際使われているに関わらず、紙パルプは置いてけぼりな気がします。自分にできることとして「国産材を使わなきゃ!」と国産材で家を建てていただいた方が知らず知らずに違法伐採コピー用紙を使う。便利な暮らしのため安い方を買うのはしょうがないとしても、建築業界では違法伐採の材はほとんど出回っていないのはなぜでしょう?中国産材でもFSCのマークが付いてたり。もっと勉強したいと思います。

>Sさん

以前、私も役人の方に「どうして?」「もっと、関税がかけられないのか」と聞いた事があります。これは、林野庁でも環境省でもなく、外務省や経産省、財務省の管轄かな、輸出や原油の輸入と引き替えなのかなと。開発途上国の支援が絡んでおり、紙製品は、関税がゼロだったと記憶しています。
違法伐採であっても、輸入量を減らす訳にはいかなかったという所ではないでしょうか。

ただ、安いコピー用紙が輸入される事で、国産の紙の製造量や国産のチップ材の量が減ったり価格が安くなった訳ではありません。変わったのは、コピーの使用量が増えたのと、紙の価格が安くなった事で、製紙会社や販売されている方の利益が、少なくなって経営がきつくなったという事でしょうか。

ちなみに、国産広葉樹は、m3あたり針葉樹の1.75倍の価格です。輸入広葉樹と比べても、そう変わらないよい価格で買い取られている時期もあります。製紙会社も、為替等に影響されない広葉樹が国内で手に入れる方が、本当はありがたいはずです。更に、違法伐採とは別に、環境方面でいうと、輸入している広葉樹チップは ユーカリなどの早く大きく育つ木で、畑のような所で育てられており、持続可能な森林と言えど、緑の砂漠と言われ、植林前の原生林の伐採や生物多様性で問題になりかけていたりもします。

コピー用紙や印刷用紙は、広葉樹の短い繊維でないとなめらかにできないそうですが、日本では、まだ広葉樹を伐採する事への抵抗は強いですし、環境に配慮した広葉樹の伐採については、ほとんど議論もされていません。国産チップ中の広葉樹のしめる割合は1/4もありますが、国産が強調されていませんよね。又、環境省管轄のグリーン購入で点数も低いです。国産の紙を増やすのは、林業の方のがんばりにもかかっているのかもしれません。が、原料の広葉樹チップでも今の7.5倍、インドネシアからのコピー用紙の輸入をやめると、もっと必要になってきます。日本の森林で環境に配慮された広葉樹の搬出が持続的に可能なのかという問題にぶちあたります。

使え!と言ったら、よその国の事より、自分たちの国の森林をなんとかしてから言ってくれと言われそうですよね(笑) ちなみに、少し前の情報では、インドネシアで違法伐採に対する取組みがはじまったようです。
又、建築材でも 違法伐採かもしれないいう木はあります。
長くなりましたので、この話は 機会があれば 又。長文 お許し下さいませ。

>Aさん
先日、都内で開催された違法伐採関連のセミナーに参加したんですが、アメリカ、EU、オーストラリアでは違法伐採対策を強化する新たな制度が導入されるようです。

その制度構築にあたっては、国内の林業・木材産業界の積極的な働きかけと協力があったとか。それは、違法伐採による安価な木材製品が自国に流入することによって不利益が生じるのを未然に防止しようという意図が働いていたからだと思われます。それともうひとつ、見過ごせないのが、アメリカやEUでは木材の自給率が高いので、輸入材に対する水際措置が業界内でコンセンサスが得られやすいということです。

翻って日本の場合を考えると、なんだかんだいっても外材が7割以上のシェアを占め、おそらくは違法伐採材を含む外材の商いで事業を展開している業者もたくさんいるわけです。ですから、政府に対する業界としての働きかけもどうしても及び腰になってしまう。

こうした背景もおさえつつ、この問題への対処を検討する必要があると思っています。

 

続きます。

ずっと疑念に思いつつ、

なぜか流通している「外国で違法伐採された木で作られた紙」。

特にコピー用紙で顕著で、その国内シェアは4割とか。

安い紙は大体それに合致しているでしょう。

Web上やホームセンター等で普通に販売されています。

 

なぜ見過ごされているのか?

環境省が作ったポスターには使うな!と書いてあるのに。

 

思い切ってfacebookに投稿してみました。

すると、大変深いことが多くわかりました。

 

大変価値の有る内容をそのまま流したのではもったいないと思い、

投稿していただいた方の実名はここでは避けるとして、

facebookという公共でやりとりされた内容をここに残しておきたいと思います。

 

続きます。

お得意先の建材部門の方から以下のようなお声掛けをいただきました。


「県産材のニーズが公共工事等で高まっているが、
県産材の内装材で良質の製品を出せるのはシンラテックさんだけなんですよ」
と言っていただきました。

仮にお世辞としても大変うれしいことです。
一方で、要求もありました。

「品質が良すぎるから、生産量と価格が問題になってくると思う。この点は話をさせて欲しい」
ということでした。
西日本全域を見ている方からの提言は大変ありがたいです。

 

当社では主に地域ビルダー様向けにオーダーで生産しています。
その中で、ビルダー様と打ち合わせを行い、
まずは品質を向上させることを第一としました。

住宅で直接肌に触れるわけですから、当然といえば当然です。

一方、公共工事の場合は新築住宅ほどの繊細な品質は求められません。
学校等で上靴やスリッパが履かれますし、
そもそも磨耗が激しいため良質でも並の質でもすぐにわからなくなるでしょう。

その場合、品質よりも納期・価格面での優位性を求められます。

当社でも企業努力は継続中で、
できれば品質を保ちつつ、短納期・価格が下がる工夫を試行錯誤していますが、
なかなか品質を保つことが難しい。

従来も住宅用と公共工事用ではいくばくか品質面で差が出る工夫はしていましたが、
ニーズに対応できるよう、一定の線引きと基準が必要です。

建材担当者の方としっかり意見を交換し合いたいと思います。