2011年8月アーカイブ

本日は長門・下関農林事務所主催の先進地見学ツアーに参加しました。

場所はお隣「萩市」。

地域材消費を推進されている点では県内最先端といっていいでしょう。

萩市は公共工事で、「地域材を必ず使用すること」と指針として謳われているそうです。

 

先日のブログで書いたとおり長門市(と下関市)では

公共工事に地域材を使用することがあまり盛んではありません。

 

萩市では、もちろん市長のリーダーシップというのがありますが、

市の職員さん、製材業者さんたちの努力の元に地元建設会社さんを納得させた経緯があります。

 

隣の市でもありますし、一部工事では関与させていただいた物件もあるため

大体の流れは知っていたつもりでしたが、知らなかったこともあったため大変参考になりました。

 

一番大きいのは、初期は何かと苦労されていらっしゃいましたが、

製材業者さんの組合がそれを主体的に改善されてきたことです。

窓口、品質、納期等、納品側と発注者・設計者がよくコミュニケーションが取れていると思います。

 

私自身反省するとともに、見習った上で頃合を見て行動に移そうと思っています。

 

写真は萩市立図書館。

床は磨耗が激しいためナラを使用されていましたが、天井は全面桧の羽目板。

RC造ですが、柱や桁にも桧の集成材をはってあります。

うーん、迫力ありますね。おみごと。

 

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細かいところまで手が届く加工が当社の売りです。

通常現場で行うものもこちらで加工できますので、

ぜひお申し付けください。

 

今回は、地松の洗面カウンター(ホワイト塗装+ウレタン)に穴を開ける加工です。図面をご覧ください。

IMG_0529.jpg

紙のとおりに穴を開けます。(小さな穴は外側にあわせる)

 

とくにやっかいなのが、下の図のとおり凸型に穴を開けなくてはいけません。

表から開ける穴の径と裏から開ける穴の径で異なります。

IMG_0534.jpg

 

これを加工すればこうなります。

(途中経過は企業秘密です。といっても大工職人さんなら誰でもできるのでしょうが;;)

表からみた写真

IMG_0605.jpg

 

裏からみた写真(裏面は節有。ただし穴埋め処理してあります)

IMG_0606.jpg

 

面倒な加工もぜひお申し付けください。

 

あまりブログで政治の話を書くものではないのですが、

今日のブログは政治の話ですらない、個人的なムダ文章です。

あらかじめすみません。

 

拝啓 菅先輩

 

今日現在ではまだ菅総理ですね。

世間ではものすごく叩かれていますね。

史上最低の総理といわれる方も多いような。

 

総理就任後大変なことがいろいろあったかと思います。

個人的にも「え"っ!?」て思うような言動もありましたし、

政策的に疑問符がつく内容もありますが、今まで本当にお疲れ様でした。

少なくとも林業・製材業の分野では前進していると思っています。

 

菅さんを叩く人はたくさんいますから、

せめて後輩だけでも慰労の言葉をかけてあげたいと思います。

どちらかというと無名でマイナーがちな母校の名を世に知らしめてくれました。

(関東はともかく、西日本での知名度は絶望的)

さらに生まれてから高校2年まで山口県宇部市にいたのに、

県内では誰も出身者とは認めてくれずに・・・。

 

以上のことからせめて「お疲れ様でした」と書くことにしました。

しばらくはゆっくりされてください。

 

P.S.

ちなみになぜか一国の総理なのに、「かんなおと」変換するとカンナ音になる。。

職業柄、自分のPCだけかな?

先日のブログで、工場見学の中止を検討していました。

理由は、一言で言えば「恥ずかしい」。

 

他の製材工場等を見させていただいたことがあるのですが、

当社が他社に整理整頓の面で、(現段階では)劣っていると思っています。

 

そういえばこれまで何度か見学にお越しいただいた方々に対し、私が

「工場を立ち上げたばかりで体制がまだ整っていない」とか、

「社員が辞めて欠員補充ができておらず整理整頓が行き届かない」とか

よく言い訳をしていることに気付きました。

 

ただし、先日別件だったのですが、

木村社長からいただいたメールを見て考えが変わりました。

 

私の考えが未熟だったと大変反省していますし、

言い訳をしていた自分こそ大変恥ずかしく思います。

また、このようなメールをいただいたことは本当にありがたいことです。

 

このメール、私一人で止めておくにはもったいないので、

その部分だけでも紹介したいと思います。

 

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(前略)

工場見学の受け入れ中止を検討されているようですが、
見学してよかったと思うかどうかは自社の判断ではなく、見学者の主観です。

恥ずかしいと思う心はあって不思議はないですが、
来社したお客様に指摘していただくことによって、変化が速まることもあります。

工場見学に来るということは、シンラテックさんに興味があって
来社する人が大半でしょう。興味をもって工場を見学する人から
どこを変えたらいいかというアドバイスをいただくことは大事なことです。

当社も以前はかなり構内が汚かった
(当社会長は日本一汚い工場だと茶化していたことがあります)が
その当時でも、工場を見学して否定的なことを言うお客様はほとんどいませんでした。

当社の昔を知るお客様が来社したときに、「昔の構内は汚かった」という
話をいただくことがあります。それも、昔を知っているからこそ話せることだと思っています。

将来ありたい姿を考えて、そのためにどう動くかを考える上において
シンラテックさんを見たいというお客様には工場を見ていただいたほうがいいと私は思います。

自社を考えるときに、外部評価は貴重ですから。

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杉・桧の消費量をとにかく増やさなくてはなりません。

県森連の方などから、原木購入量が非常に少ないとの指摘を受けました。

 

製材で当社が生き残るには大型工場がやりにくい業務、

つまり構造材生産よりも少量多品目製品の生産に会社の能力を集中させる。

これが当社の指針と決めておりました。

 

しかしながら杉・桧の消費量を増やすには構造材を無視できません。

ただし当社1社での生産量というのは、たかが知れています。

そこで一定の生産量と品質を確保するためには、

近隣の同業他社と連携を組む必要があります。

 

これは県庁の方はじめ、いろんな方から望まれていることです。

望まれれているのであれば、やるべきでしょう。

山口県の零細製材業者(弊社含む)の能力が問われているわけです。

 

いろいろな問題がありますが、思いつくままに書くと、

・受注窓口は?

・製品の品質の定義は?

・取り決めた品質に満たない製品の取り扱いは?

・そもそも全業者に声をかけるべき?一定の生産能力で線引きする必要は?

・製材所間での製品の提供量、品目をどう分担するか?

・プレカット業者も含めるのか?

 

一番早いのは、プライドを捨て先進地をまねする事だと思います。

また、一気に能力以上のことをやろうとせず、

「これならやれる」、というところからスタートさせたほうがよいでしょう。

 

そろそろこちらも動かなくてはなりません。

 

この日は岩国国際観光ホテルにて、

日本製紙グループ事業復興計画の説明会が行われました。

 

すでに計画内容についてはテレビ・新聞にでており、

詳しくは事前にFAXでいただいていたことで大雑把には理解していました。

 

最も影響がある富士市には申し訳ないのですが、

岩国工場近辺では、チップ生産者にはほぼ問題はないといってよさそうです。

大竹工場でのパルプ生産を岩国工場に統一、海外チップの使用量減少でカバーされます。

 

日本製紙グループでの復興計画はマーケットでは評価されているようで、

実際株価は一時期(石巻工場被災ショック)に比べずいぶん上昇しています。

 

詳細ではいくつか問題点もないことはありませんが、まずは安心した内容でした。

当社も以前の事業計画(生産量を増やす方向)を変更することはなさそうです。

 

以下、日本製紙個別のことでなく、世界の木材チップ動向を箇条書きにしました。

 

・中国の木材チップ需要量が極端に増えている。

・その輸入の大半は東南アジア(とくにベトナム)からだが、限界に近づきつつある

・オーストラリアは植林経営が実質破綻している。(投資ファンド絡み)

・オーストラリアの今伐期を迎えたユーカリ材があるにはあるが、これ以上は太らない

・上記要因から、世界の紙需要に対する木材チップ供給が非常にタイトになりつつある。

・日本の木材チップ需要が大きく減少しているため、供給側の問題がたまたまクリアできている

→もし日本の需要がリーマンショック前と同レベルで推移していたら、チップショックが起こっていたであろう

 

幸い日本には森林資源はあり、紙の内需もそれなりにはあります。

何があるかわからない他国よりも、国産チップのほうが供給体制は安定しているといえます。

 

当社としても今後ともしっかり生産していけるよう、問題点を一つずつ解決してまいります。

 

P.S.

なおこのニュースが発表されたのが8月上旬で、家内と子供が実家に帰っていた時でした。

静岡県内では大問題として取り上げられていたそうです。

 

本日は椎の製品使用を本格的に検討されていらっしゃるお得意先に、

施工例を見学していただきました。

(設計部長さんと施工部長さんにあたられる方です)

 

現場は、長門市内でのリフォームで、

当初桧の無節フローリングを使われる予定だったのですが、

設計士さんが「椎がそろうのなら椎のフローリングを使いたい」とのことで、

お施主様にご了解いただいて急遽椎のフローリングに変更していただきました。

 

弊社の応接室にも1坪ほど貼ってあるのですが、

実際広く貼られた現場を見ていただくことで「イメージと違った」ということがないように、

お願いしてわざわざ防府市からお越しいただきました。

 

お得意先からは、

「実際現場に来てよかった。事務所とイメージが全然違って見える」

「これなら乱尺の方がかえっていいかもしれない。」

「ALL県産材(長門市産)ということなので、使っていきたい」

とのお言葉をいただきました。

 

この現場当初は1.82mで全部そろえたかったのですが、

一部変色したもの等をはねていくと必要坪数そろわなかったため、

設計士さんにお願いして(設計士さんは全然構わないよと言われましたが)

0.91mを混ぜたという経緯があるのですが、まさに怪我の功名ですね。

 

現場の写真を載せておきます。(1枚目の写真にあるテーブルは楠の木※長門市産材)

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すみません、今日のブログは仕事とはまったく関係ないのですが、、

 

あのイタリアやスペインより日本のほうが下ですか・・・。

さらに中国やチリと同格ですか・・・。

 

これサッカーの世界ランクとかじゃないですよね。

国債格付ですよね。。

林業が他の先進国に遅れてるとはいえ、上記の国よりかははるかにましでしょうよ。

 

日本は伝統的に情報隠蔽体質があるからなぁ。

流れと逆行気味ですがリスクヘッジの観点から資産を一部外貨にしておいたほうがいいのでしょうね。

 

すみません、無駄ブログでした。

 

個人資産が雀の涙程度しかないから意味ないか。。

 以前から申し上げているとおり、

製材業者の木製品には、「品質を担保する」ことが必要です。

 

では「品質」とは何か

 

ここのところずっと迷っていたのですが、

それなりに自分の中では指針ができたような気がしています。

 

例えば農作物加工品にたとえた場合、

無農薬・有機栽培をうたっている商品は、一般的には価格も高く大量生産には向きません。

虫食いだったり素材の形状等、品質はばらつきが多いでしょう。

JAS認定も無い場合が多いでしょう。

ただしそれを購入する消費者は、それを理解したうえで購入します。

 

その場合顧客満足度は低いのか?

いや、欠点を理解したうえで購入するわけですから、むしろJAS認定製品よりも高いといえます。

むろん、JAS規格の品質重視で購入された方は購入されません。

 

この考え方を元に木材製品に目を向けます。

建築用木材に限っていうと、公共工事というものがそれなりの比率を占めます。

これは「ノン JAS」、あるいはそれと同等の品質保証はしなくてよい、より自然に近いものがよい、

というわけにはいきません。

設計の段階で品質保証が必要となってきますし、価格面や納期も重大なファクターとなります。

 

では一般建築に目を向けますと、

すべての方が品質重視か、といわれた場合、決してそうではないということです。

ここで言う品質とはJASの規格のことになります。

 

では、そういった方はJAS規格の品質は必要ないということではなく、

「重要度が異なる」ということだけだと思います。

 

特に木材の場合、品質担保における乾燥のウエートがとても高いです。

 

高温乾燥だから、KD材だから品質(ヤング係数や強度)が担保されているわけではないのですが、

中温、ましてや天然乾燥だとさらに難しくなります。

杉の桁ならD20,柱材でもD15というのは実質無理かもしれません。

 

当然リスクはありますが、顧客・工務店・施工業者が正しくリスクを理解したうえで選んだのであれば、

それは顧客満足度の高い製品になるということです。

 

「品質」とは、顧客が最終的に求めるものであり、

我々はその品質に対しリスクを正しく理解し、

製品に関与する方々にそのリスクを正しく説明する必要がある。

製造段階ではその品質を担保すること。

さらに品質を高める努力を怠らないこと。

 

以上のことだと思うようになりました。

 

この場合、製材業者が正しい内容を周囲に伝える

「コミュニケーション能力」を持っているかが重要だと思います。

 

皆様に安心していただけるよう、伝える努力をし続けます。

 

すみません、この日は少々疲れまして、子守以外何もしていません。

 

ニュースを見てたら、お隣下関市豊田町で電信柱が倒れたとか、

宇部で船が座礁したとか屋根が飛んだとかとんでもないニュースが。

 

私は熟睡していたせいか、まったく記憶に無いのですが

どうやら朝方に大雨だった模様。

地元のふるさとまつりも大雨警報のため中止とか。

 

わが社には電柱を利用した雨よけ用屋根(建物ではない)があるので、

豊田町での電柱が倒れているニュースはかなり肝を冷やしました。

 

子供を後ろに乗せて恐る恐る会社にきてみました。

 

 

何も無かった。よかった・・・。

 

本当に早く補強をしたいと思います。

 

昨日のブログの続きですが、

先日山口大学工学部の内田教授がお越しになり、

帰られるときにうれしい一言をいただきました。

 

「シンラテック、とてもいい社名ですね」

 

数年前、とにかくこのままじゃ会社が成り立たないと思い、

自分からすれば一世一代の一念発起。

正解だったかどうかわかるすべも無く、

自分の中では巨額の投資であり、それに対し極度な不安の中、

「自分がやっていることは正しい」と何度も自分に言い聞かせながら耐えていました。

 

社名もロゴも、これでも何日も何日も夜中の事務所や寝床で考え続け、

会社の理念と将来の夢を描いたものです。

 

そのような中、心無い方から「シンラテック」という社名に対し、

馬鹿にした発言をされる方が何人かいらっしゃいました。

(ほぼ全員私より一回り以上年長者で、人生経験が豊富であろう方。)

 

まだ何も立ち上がっていない、もしくは立ち上がって間もないときでしたので、

当然何も結果が出ていない状態です。

言い返すこともできず非常に悔しい思いをした記憶が未だ残っています。

 

普段は人からの中傷というのは気にするべきでは有りませんが、

(少なくともそういう方々よりは正しい努力・勉強を重ねた自負はあります)

思いを込めた社名を馬鹿にされることが許せなかったのです。

これは例えば自分が名づけた子供の名前を馬鹿にされるような。

 

私個人を馬鹿にするのはまったくかまわない。

そもそも私は大した人間でないことぐらい自覚しているつもりだし、

真っ当な批判であればそれを改善することで自身成長してきたつもり。

 

会社も至らない点の批判であれば喜んで受け入れる。

だが会社を馬鹿にすることだけは絶対に許せない。

 

この日は山口大学工学部感性デザイン工学科の内田文雄先生が、

学生さん二人をつれていらっしゃいました。

 

内田先生は山口県の優良県産木材補助事業制度に対し、

建築側として他の方々と協議しこの制度・内容を決定された方で、

地域材の利用推進に向け調査・研究していらっしゃる方です。

 

事前にご質問内容は伺っていたのですが、

課題が大きいため、いろいろ整理しようとしてみたものの自分の意見すらまとまらず、

遠方からお越しいただいたのに申し訳ないことをしてしまったと思っています。

この課題は、今後事業活動を進めていく上で私なりの結論を出していこうと思っておりますし、

自分だけでなくほかの方々とも意見交換を進めていきたいと思っております。

(特に他県の方)

 

またよりによって(弁解ですが)お盆前とお盆後に社員に不幸事が続き、

先生がいらっしゃったときに数人で配送に出さざるを得ない状況だったため、

工場が非常に散らかっているだけでなく静かでほとんど何も稼動していない状況でした。

 

ここのところ工場を見ていただいた後にいつも思うことが、

「わざわざお越しいただく価値がないのではないか」

「製造業としての整備が未だできていないのに見ていただいていいのか」

ということです。

 

実際、昨年12月の稼動日に間に合わせるため「やっつけ仕事」だったこともあり、

まだ機械を一部入れ替える作業や、建物の補強、在庫品置き場の整備等、

工場自体が未完成状態で、今後完成するの予定もきちんとたてていません。

 

この状態で期待されてお越しいただくことが非常に申し訳なく、

以降、当面の間工場見学をお断りする方向で考えています。

 

とにもかくにも早く整備し、堂々とみていただけるような工場にしなくてはいけません。

 

先日(お盆前)、当社若手のホープN君のお祖父さんがなくなられましたが、

この日、別な当社の同じく若手のホープK君のお祖母さんが、

入院先の病院で危ないとの知らせを受け、

定刻17:00を過ぎた時点で帰宅してもらいました。

 

結局お亡くなりになられたそうで、

K君はぎりぎり心拍があるときに間に合ったとのことですが、

駆けつけたときには意識がなかったそうです。

 

N君同様、もっと早く帰してあげればよかったのですが、

親御さんに気を使っていただき、

業務を優先してもらったことに対し申し訳なく思います。

 

お盆前後に受注がたてこんだこともあり非常に厳しいですが、

前にも申したとおり、なんとか皆で乗り切りましょう。

 

K君のお祖母さんのご冥福を祈るとともに、

今日も残業してくれた皆に感謝。

 

本日家内と子供をつれて、家内の実家から帰ってきましたが、

家内と子供の風邪がなかなか治りません。

一人治ったと思ったらまた別な一人が風邪になり、

それが1ヶ月近く続いています。

 

私だけ無事ですが、お盆前後の業務がなかなか片付かず、

家庭も中途半端で業務も中途半端な日々が続いています。

ブログ更新もしばらくしていませんでしたし・・・。

 

また家内が実家に帰っている間外食が続いており、

家内が帰ってきてようやく家で食べれると思った矢先に家内までまた熱がでてしまい、

この日もお惣菜を買ってきてすませました。

せっかく先日木村社長から関東の醤油をいただいたのに、未だ使うときがありません。。。

 

家庭があってこそ業務に集中できる、

だからこそ家庭も大事にしなくてはいけないということが身にしみてわかりました。

 

とはいえ、「だからお願い早く治って」っていうのが本音です。。

 

いわゆる日常があたりまえに送れることに対しもっと感謝しないといけませんね。

 

なんだかイギリスが暴動で大変なことになってますね。。

 

大学時代に同じ学科(クラス)だった河合君がイギリスのレスターという町に居るので、

(サッカー日本代表の阿部選手が所属しているチームがあるところですね。)

なんとなく気になって久しぶりにメールを出してみました。

 

彼は大学で教鞭をふるっており、直接学生と触れ合ってますので生々しいメールをいただきました。

 

以下メールの一部引用

>レスターの町の中心部でも、いくらか起こったようです。
>http://www.youtube.com/watch?v=kKQ5XIHfniI
>実はつい先月までそのあたりに住んでいたんだよね....

>レスター大学は英国内では"上の下"レベル(日本でいう旧帝大下位レベル)ですが、それでもイギリス人学生の生きる気力のなさ(頭脳以前の問題)はもう信じられないレベルにきています。
>よって、あういう暴動が起こっても、私には実感があり、実のところそんなに不思議ではありません。
>しかし、今日ではどこの先進国でも(程度の差はあれ)おおむね同じような状況のように思えます。

恥ずかしながら自分も学生時代はよくサボっており彼にはよく怒られたものですが、

大学生が無気力というのは先進国特有なのか・・・。

 

また怖い文章もありました。

>私は、欧米よりも日本の状況を危惧しています。
>欧米は早めに問題が表面に出てきますが、日本には本当は危機だとわかっていても実際に玉砕するまで口には出してはならないという暗黙の重たい空気があります。

~途中省略

>とにかく時代の流れがあまりに速すぎて、もはや誰もついていけない状態ではないでしょうか。
>各自の判断と責任で行動するしかありませんが、私は日本にあった(なけなしの)資産はすべて外に出して、分散してあります。

仮にも金融工学のプロからこんなことを言われると、正直恐ろしく怖い。。

 

自分は材木屋ですから、まず業務に真面目に取り組むという大前提がありますが、

業界だけでなく世界・国内の情勢を正しく知っておくことは大切ですね。

 

でも、これから日本はどうなるんだろ。

 

よけいな心配せずに自分と家族と自社の心配しないといけません。。

 

この日で会社カレンダーとしては業務終わりでお盆休みに入ります。

(明日も出社してくれる方、ありがとう。感謝します。)

 

まず今年もお盆を無事迎えることができました。

これも当社に関わるすべての皆様のおかげです。

お客様、社員のみんな、仕入先等すべてに感謝します。

 

世の中の動きは速く、激しいです。

言い訳かも知れませんが、田舎に居るとどうしても情報が入りにくいです。

幸い、当社のお取引先が世の流れについていってくれています。

当社もそれを信じて必死についていく。

そこで信頼関係が生まれることで、世の荒波に耐えられると思います。

 

次の目標はお正月を無事、皆で迎えることです。

 

皆様、半年間ありがとうございました。

 

この日、日本製紙木材㈱岩国営業所の所長から私の携帯に電話が。

テレビ・新聞にでているリストラ策について、

26日に今後の方針を説明するとのことで、私の中に緊張が走る。

今後の状況に対し、冷静かつ迅速に動けるようにしておきたい。

 

さて、先日のブログに書いてましたとおり、

最近の構造材の乾燥について、いろいろな情報が交錯し迷ってました。

 

そのことを岡山県の河崎先生と、

当社が導入している乾燥庫メーカーの印出社長に聞いてみました。

 

河崎先生からこの日回答をいただきました。

 

河崎先生がすばらしいのは、研究内容もさることながら、

物事の良し悪しをはっきり理論的に言われることです。

その内容には迷いとか変な配慮は一切無く、

業界のために良いか悪いかを判断基準にされていらっしゃると思います。

 

木材業界は天然のものを扱うため、何かとあいまいな表現やはっきりしないことが多く、

一般の人(建築業界含む)はこの業界に振り回されている感がしますし、

私もたまに何が正しいのか不安になることもあります。

 

河崎先生に聞けば全部裁いていただけるので、本当にありがたいです。

 

私一人ではもったいないので、先生からのメールの要点を以下にまとめます。

Q.芯持ち構造材を高温乾燥させることはもう過去のものになっているのでしょうか?

現在、中温もしくは天乾が一般的になってしまっているのでしょうか?

 

A.

・現在の建築業界において、高温乾燥材の使用量は以前に比べ伸びている

・ただし高温乾燥(初期高温+残り中温)にも一部リスクがある。

 このリスクは示すべきである。

・そのリスクに対し、高温乾燥を目の仇にして全面否定する工務店さんもある

・製材所は、一部高温で残りほぼ中温のようにし、「高温乾燥」という表現を避けるところもある

・高温が良い、中温が良い、天乾が良いということはない。それぞれメリットとリスクは当然ある

・ただし芯持ち無背割り材を、材面割れを抑制させながら乾燥させる技術は、

 今のところ高温乾燥以外に実用化されているものは無い。

・だからと言って、すべてが高温乾燥で収束することは無い気がする。

・すなわち今後も新しい乾燥法を開発することが必要になってくると思う。

・建築業界では寸法安定性が高い材を今後も望むはず。

・天然乾燥に回帰している工務店もあるが、良質な人工乾燥材が手に入ればまた戻ってくると思う

 

以上です。

 

今日、社員のN君のご祖父様が亡くなられました。

わかった段階ですぐにでも帰ってもらうべきでしたが、

防府に向かっていたため結局すべて配送してもらった後、

会社を出たのは17:00過ぎになってしまいました。

 

ご両親からは「仕事が終わってからでいいよ」といわれていたそうですが、

しかもN君からは「忙しいのに抜けてすみません、すみません」といわれたけど、

いや、申し訳ないのはこちらのほうで・・・。

 

ただ会社の都合だけ考えると、もはやN君は立派な戦力。

お盆前で繁忙なおり、正直厳しい。

 

しかしこういうときこそ皆で乗り切りたい。

この会社を、皆を信じる。

ありきたりだが、頑張ろう。

 

地域財(材)を活用した健康・省エネ住宅を推進する国民会議の事前勉強会・懇親会に出席。

 

上原先生には現状の住宅への健康面での警鐘と今後の指針を、

伊香賀教授の説明は、高知県の実態と現実を話していただきました。

 

建築側(川下)と山林側(川上)の方々の連携について、

建築側は理想論をどうしても追い求め、山林側は現実を見すぎているため、

どうしてもお互いの間に壁が生じてしまうと思っています。


その壁を取り払い、本当に両者が連携を取れ、成果物が出せる場として大変期待していますし、

期待するだけでなく自らが成果物を出すような動きをしなくてはいけません。


懇親会では、普段会話ができないような方々と意見交換ができました。

その中で、どうしても木材乾燥の話、先日見学した乾燥庫の話題もでてきます。

健康住宅にとても熱心なシマダ株式会社の嶋田社長からもいろいろご提案いただきました。


そのなかで、私の持論(というか、ごく一般論だと思うのですが)である

「木材はまず大前提に乾燥させないといけない、そこで強度・寸法安定性を担保しなくてはいけない」

と申しあげたところ、その場にいらっしゃった株式会社安成工務店の安成社長の、

「そうかなぁ」

の一言が頭から離れません。


そもそも木材は自然界のものであるため、建築材としては完全な素材ではありません。

しかし自然のものであるからこそ色々な特性をもっており、

その点がとても魅力的なのは言うまでもありません。


だからこそ製造側は「品質を担保する」必要があります。


弊社で主に製造している内装材等は直接手に触れ目に見えるからこそ、
とくに品質には気を配らなくてはなりません。


しかし構造材に関しては、乾燥不十分でもよい、という風潮になっているのか?

天然乾燥材・もしくは天然+仕上げ中温が最高の品質という風潮になっているのか?

高温乾燥の欠点は理解しているつもりですし、高周波は運用が難しいことも理解しているつもりですが、
例えば天乾+中温にも欠点はあるのですが、それは許容されているのか?


マーケットのニーズを把握されている方の言葉は非常に重い。


「そうかなぁ」が迷わせる。

木材を取り扱う人間が迷うことは良くありません。非常にまずいです。

いま市場はどうなっているのか、私が信頼している先生に相談することにします。

結果はまた報告します。

この日は午後から、山口県木材協会主催で

木材乾燥庫の見学・勉強会。

 

例の乾燥庫ですが、長くなりますので後日数日に分けて書かせていただきます。

 

この件、私は確かに否定していますが、

むげに非難しているわけでは決してありません。

 

まず良品の国産材をもっと消費しようとされている理念は同意します。

すばらしいことです。

 

乾燥方法もいろいろあります。

一概にどれが最適といえないと思っていますので、

1乾燥方法をここで否定することは本当は違うのかもしれません。

実際森林総研が、「高温セット後の養生としてなら使えるかもしれない」と言っています。

 

ではなぜここで非難するかといえば、

今までの技術を全否定し、自社の製品が一番と主張されていることです。

つまり日本の今までの木材業界・研究者がすべてダメだと。

大変失礼ですが、開発者さんの主張の中には「木材の素人さん?」と思うこともあります。

 

さらに宣伝文句が過剰すぎです。絶対に宣伝のとおりになりません。

一番怖いのがエンドユーザーが日本の木材業界に不信感を持つことです。

 

実際導入された方は理念もあり実績を残されたすばらしい方なのですが、

導入された理由は、我々木材製造業に対しての不満が発端だと認識しています。

それはそれで、我々のPR不足であり、反省する必要があります。

 

これからも、日本の製材業のために的外れな内容についてはここで指摘していきたいと思います。

 

さて、この勉強会の後に同業界の方々と意見交換。

これが非常に良かった。

近くて遠い、長門市油谷の中島材木店の専務さんとじっくり話もできましたし、

森林企画課の方・県森連の方ともしっかり意見交換できましたし、

中には大変明るい話もありました。

 

本当に目指すものは皆同じです。

皆がそれぞれの立場で本当に頑張っていらっしゃいます。

 

それが報われるよう、県内での林業・製材業システム作りの1年にしたいですね。

あ、自社のシステム作りが最優先だった。。

 

今日の日経の記事。

日本製紙グループについて

 

・1300人削減。

・生産調整で岩国工場は15%生産量を落とす。

・中国の会社の出資比率を高める

 

紙・パルプは内需型ですので、不況+ペーパレス化が進めばしょうがないですね。。

(中国向けのロールパルプは好調のようですがそれは除く)

悪い面で、国産材自給率50%に近づいていきます。

 

さてこの日は夕方から下関でコンサルタントの先生と打ち合わせ。

先生からは厳しい言葉の数々。

「事業計画はいつ作る?」

「作る必要性もわかっている、作り方もわかっているのになぜ作らないのかわからない」

「あーだこーだ考えすぎず、まずやりなさい」

「あなたが経理してたらだめ。パート早く雇いなさい」

 

はい。。。

 

作るときには先生に立ち会っていただけることになりました。

経営者が一人で作る場合と、幹部数名で作るパターンがありますが、

当社は後者を選ぶことにしました。

 

幹部同士がベクトルを大体あわすことができれば、

あらかた業務を上のほうからお任せすることができる。

 

しっかり議論し、納得したものを作りたいと思います。

この日は午前中に山口県長門農林事務所の方々が来訪され、

弊社工場を見ていただきました。

お越しいただいた皆様、炎天下の中山奥までありがとうございました。

でも、考えてみればご近所さんですよね(笑)。

 

さてその後来客があり、以下の衝撃的な話をされました。

 

岡山県では間伐材を木材チップにし、

それでティッシュなどの紙製品を作り、間伐材利用を売りとして販売されているそうです。

(価格は通常品より1~2割程度高めとか)

その製品は日本製紙さんで製造されているそうです。

 

何度か申し上げているとおり、

日本製紙㈱さんの西日本では一番大きな工場は山口県岩国市にあります。

(近隣の関連会社の工場入れれば本当にかなりの規模)

 

他業種含めても山口県を代表するすばらしい工場。

製紙工場だけでいえば日本を代表する規模の工場が山口県にある。

 

「間伐材を身近な所で有効に使っている」と一般の方にPRできるすばらしい企画なのに、

 

 

なぜに他県が先にやるの・・・

 

 

だから山口県の木材業界は遅れているって言われるんだろうな・・・。

 

これ誰かが騒がないとずっとこのままのような気がする。

 

少なくとも私はこの地でこの業界に居る訳だから、自分が黙ってちゃいけないと思う。

 

ここ数日で、自分の考え方が本当に変わってきています。

本当に何とかしないと。

最近書きたいことが多く、文章が冗長になってました。

自分で読み直しても読みにくいです。

簡潔にしないといけませんね。。

 

昨日書きました藤本先生とのやりとりについて、

以下藤本先生からの返事の要点を箇条書きにしてみます。

 

まず具体的な輪掛け乾燥についてのQ&A

Q1.皮付のため、乾燥とよべる含水率まで落ちないのでは?

A1.そうだと思います。

Q2.製材後天然乾燥しても、生材を天然乾燥したものと同レベルの「割れ」は発生するのでは?

A2.そうだと思います。

Q3.シラタはカビ・腐り・虫食・割れ等で使えないのでは?

A3.それはありません。通常の天然乾燥材と考えていいと思います。伐採は9月から1,2月までです。高地で輪掛け地も標高800m以
上かと思います。南向きの風通しのよい場所で、基礎も高く立ち上げています。製材乾燥施設標高は500m以上です。単木管理でト
レーサビリティがなされ、割れる前に製材されます。

Q4.山で輪掛け乾燥をするための土場の整備等を考えたとき、コスト+CO2排出量が上がるのでは?

A4.当然初期のコスト等はかかりますが、今はこれ以上の土場の整備は特にやっていないと思います。この1か所の山土場(護持の森)で輪掛け乾燥し、3割から5割程度重量が軽くなるでしょうか。それを製材所まで運び製材しています。

その他、藤本先生の考え方

・乾燥法はあくまでケースバイケースで、単純に「〇〇乾燥が一番よい」とはいえない

・「輪掛け乾燥」を強いて人にすすめたことはない。

(確かにYoutubeのタイトルは、「輪掛け(天然)乾燥」となっています。)

・天然乾燥はあらわし材に使うには色,香りの面で良いといえる。要はケースバイケース。

・「輪掛けをしたほうがいい?」という問い合わせには、今までのケースでは「やめておいたほうが良い」と答えている。

・トライ・ウッドさんの社員は大半が地元の人で、写真を取ったりブログを書いたり盛り上げようとしている。転職してよそから入られた人も地元に溶け込んでいる。人口1000人の僻地に関わらず、非常によくやっていると思う。

・(私の質問等の文章を見ていただいた上で)トライ・ウッドさんと近藤さんの最終目標は同じに思う。

 

最後は、「是非頑張ってください」との励ましの言葉をいただきました。

 

木村社長とお会いしたこと、藤本先生のメール、森林組合の方との会話、お得意先との会話を踏まえ、

もっと高い位置から客観的に広い視野を持つことがとても大事だと反省しています。

 

山・林業のこと、製材業(木製品・チップ・燃料製造)のこと、住宅のこと、

さらには業界上位会社の製造手法やマーケティング手法等、もっと学ばなくてはなりません。

反省する反面、すごく良い経験+勉強をさせていただいていると思います。

 

「社会は努力する人を放っておかない」(丹羽宇一朗)

 

いつか頼られる側になるために、

ご教授いただいた方々のために、

今の立場に腐ることなく真面目に取り組むことを誓う。

土曜日のブログの続きを書こうと思います。

 

木村木材工業㈱さんのブログに当社のことを書いていただきました。

(木村社長、ありがとうございます。)

 

いろんなご助言をいただいた中で、

自分の考えが変わりつつあることがあります。

 

「『ものがたり』は大切ですよ。他社は製品にものがたりをつけていない」

とおっしゃっていただいたことが、今自分の考え方を大きく動かしています。

 

弊社の椎の木製品は、『ものがたり』をつけています。

これは近隣の地名に椎の木峠や椎の木トンネルなどといった名称がつけられていたので、

気になって調べてみたら長門市には椎の木の歴史を持っていたことが判明したことがきっかけです。

 

なぜ今考え方が変わりつつあるか、というと、

過去自分が林業・製材業界に入ったときに、

ものがたりが先行し、品質が伴っていない例を何度か目にしました。

(〇〇オ木材乾燥庫なんてのは典型的な例)

 

それ以降、木材は自然素材だが木製品は「工業製品」であるという考え方を持っています。

今でもそれは変わりありません。今も品質の基準はJASだと思っています。

 

そのため、物理的・化学的根拠の無い工程は材木屋が勉強していない証拠、とまで思っていました。

例えば、

・新月伐採

・葉枯らし乾燥

・輪掛け乾燥etc...

さらには費用対効果から、

・山から枝葉を持ち帰ること(残った枝は肥料にもなるのでまだ判断つかず)

・小規模なバイオマスボイラー

・木質ペレット

これらも無駄なこと、と思っていたふしがあります。

 

しかしそれは私の独りよがりだったのかもしれません。

 

一番わかりやすいのは新月伐採です。

正直、科学的根拠は乏しく、

実際時期をずらして伐採したものと変わらなかったという報告もあります。

 

しかし、昔の話はやはり重みが有りますし、

それだけ素材に気を配っているならそこから買いたい、と思う人も多いでしょう。

 

国産材の需要発掘につながる「ものがたり」。

根拠に乏しく無駄な工程だとしても、 

最終的に品質が担保できる製品を供給されているのであれば、

それはそれで良しとしてもいいのかもしれません。

 

前々から意味の無いと思っていた「輪掛け乾燥」について、

乾燥の研究者として有名な九大農学部の藤本先生に質問してみました。

すばらしい回答が返ってきました。

 

これはまた後日書きたいと思います。